2018年6月6日水曜日

積立のペースを落とすやり方

考えるのだるい……

いま、私の総資産に対するリスク資産(投資信託)の割合はとても低い
割合で言うと20%以下なので、暴落にはたいへん強い(リーマン・ショックが起こっても資産は10%くらいしか毀損しない)

とはいえ、今はまだ徐々にリスクを取っていく最中で、この割合はもうちょっと上げていくつもりだ

具体的には、現金:リスク資産で1:1くらいを目指したいのだが、いくつか問題がある





今のペースで積立を続けることができれば、早ければ10年以内、遅くとも息子が高校在学中には、1:1の比率を達成できるはずだ
(利益と損失は±ゼロだとしている)

これを達成した後どうするか、というのが悩みどころになるだろう


遅めのペースの場合、ちょうど息子の進学費用が必要になる頃だろう
これは現金だけでも支払いができるように計画を進めてはいるが、いざ支払いという段になったら、半分程度は投資信託を売却して用立てるつもりでいる

すべてを現金で支払うと、リスク資産の割合が一気に高まってしまうため、かなり大きなリスクを背負う事になる
これはあまりよろしくないだろう


早めのペースであれば、子どもが小学生のうちにこれが達成できる
こっちのケースの方が問題で、リスク資産の比率をもう少し上げていくか、積立のペースを落として現金比率を維持するか、という悩みが発生しそうだ
(遅めのペースであっても、学費を払い終わった後はどうせここへ行き着く)

計画を遵守するのであれば、当然ながら現金比率を守る方向で調整するべきであろう
しかしその場合はちょっと面倒な事になりそうだ

現在私は、毎月の積立5.3万円に加えて、ボーナスが出たらあるだけ入れる、という方法で積立をしている
ザッと思いつくだけでも、積立のペースを落とすやり方としては、以下のパターンが検討される


A:ボーナスによる積立をすべて現金にする
└A-1:年間を通してボーナス積立≧毎月積立の場合、ボーナスのうちいくらかはリスク資産に投じてよい
└A-2:年間を通してボーナス積立≦毎月積立の場合
 └A-2-1:ボーナスの金額に応じて、翌年の毎月積立の金額を減らす
 └A-2-2:リスク資産を必要なだけ売却して調整する

B:毎月の積立とボーナス積立を半額にして、残りを現金にする
└B-1:iDeCoによる積立金額は維持し、つみたてNISAの積立金額を大きく減らす
└B-2:iDeCoの投資対象のうち半額を定期預金に変更して、つみたてNISAの積立金額も半分にする

なんというか、何にしても何かと問題があり、面倒くさい


A-1がベストではあるが、年間60万円を超える金額をボーナス(あるいは、毎月の余剰金)から貯蓄できる場合だけであり、それができる可能性は残念ながら低い

A-2-1はB案に近くなるが、さらに毎年金額を調整する必要があって余計に手間がかかる
これを選ぶくらいならはじめからBルートで検討した方がよいだろう

A-2-2は楽ちんではあるものの、売却を伴うリバランスは税制上不利だから、できればやりたくない


B-1はある程度楽ではあるが、リスク資産内部でiDeCoの比率が高くなるという問題がある
ご存知のとおり60歳まで取り出せない資産であるから、イザという時の対応力に欠ける

B-2は見かけ上とてもシンプルでよい(集計は面倒になりそうだが)
しかし、iDeCoで定期預金を買い付けるのはせっかくの利益非課税が無駄になるし、特別法人税が復活した暁にはコスト負けしそうである


というわけで、いずれにしても、「手間がかかる」か「税制上すこし不利」のどちらかであり、悩ましい

実際その時が来てみないと何とも言えないが、今の気持ちで選ぶなら、A-2-2になりそうだ
なんと言っても一番手間がなくて済むし、もしボーナスやお給料が思っているより上昇すれば、そのままA-1に移行できるのが利点だ


まぁ、まだまだ先の話ではある
もっと良い方法が思いつくかも知れないし、制度やシステムが大きく変わる可能性もある
よく考えておきたい

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