いつ終わるか知れぬ陣痛と戦っっている最中、夜が明けてしばらく経った頃、今まで姿を見なかった医師が急に現れて、次のような説明をした
「お産の進むペースが弱いので、微弱陣痛の疑いがある、長期戦になると母子の体力が心配なので、促進剤を使って早めに決着をつけよう、場合によっては器具による補助をする、1%以下の確率で緊急に帝王切開を行う、それでよいか」
実際はもう少しフランクな言い方をしていたと思うが、嫁も私もあまり正直フラフラであまり判断力が残っておらず、「じゃあ、そうしてくれ」としか言いようがなかった
という訳で、促進剤が点滴され、嫁は分娩室へ移動する
私は一時的に待合室へ退席させられたが、すぐに分娩室へ呼び戻されて、気がつけばもう、いざお産へ立ち会う事となった






