2018年5月21日月曜日

大学費用は一貫して現金で運用、管理する

今と未来を見据える

先日の記事で、子どもの教育費について長々とまとめた
教育費用について(前半):ボーナスをかなりアテにしている
教育費用について(後半):学費はインフレする可能性が高い

これを元に嫁と話し合いをして、ある程度今後の方針がまとまったので、メモしておく

ついでに、現状の総資産についてもハッキリ公開してしまおう
今まで微妙にボヤかして表現してきたが、どうせ知り合いが見ている訳でもないし、知り合いでない人もほとんど読んでいないので、まぁよいだろうと判断した





現在の総資産は850万円くらいである、内訳は以下の通りだ:

現金:700万円
└大学費用準備:400万円
└生活防衛資金:300万円
リスク資産:150万円

上記は貯蓄として明確に区別された口座の残高で、これ以外にも生活費として数十万円は確保しているが、とりあえず無視する
以上が我が家の保有資産のすべてだ
上には上がいすぎるためあまり大きな声では言えないが、歳の割にはそこそこ優秀だと思いたい

こうして見ると現金の比率が非常に高く、ぜんぜんリスクを取っていない事が分かる
これから徐々にリスク資産の比率を上げていくつもりではあるが、今のところ、少々の暴落(たとえば、全世界の株価が半額になる程度)ではビクともしないだろう


さて、大学費用として必要な金額は予断を許さないが、とりあえず現時点の平均程度として、大雑把に800万円としておく
上記のとおり、いま持っている現金のうち、400万円を生活とは独立したネット銀行口座に定期預金で保有しているので、残りを18年後までに用意する計画だ


第一に、児童手当を同口座に全額入金するよう手配した
中学卒業までの総額で、およそ200万円になる(正確には207万円)

次に、嫁の協力を取り付けて、彼女の個人口座から毎月1万円を貯蓄させる事に成功した
育休中でも手当は出るし、復職への意思も強いため、余程の事がない限りは継続できるだろう
これも18年間続ける事ができれば、やはり200万円くらいになる(正確には216万円)


これらを合計してちょうど800万円になるため、そのまま大学費用として利用する計画だ
国立を選択できたり、大学に行かない場合などはもっと安く済むと思うので、その時は下宿費用なり、我々の老後資金に回すなり、まぁ柔軟に対応したい

逆に足りない可能性も大いにあるが、これとは並行して別の資産形成も計画するため、イザという時はそれを充てればよいだろう


なお、大学費用は一貫して現金で運用、管理する
ジュニアNISA等の制度を利用して、よりリターンを追求した運用をされている方も多いだろうが、そうはしない

先日の記事でも言及したが、教育費は「いつ」「いくら」必要なのか明確に決まっている予算なので、一時的に価値が減じるかも知れないインデックス投資でこれを用意するのは危険だ

息子が18歳になった頃、「いま、景気が悪いから大学は諦めてくれ」なんて申し上げるのは御免こうむる
十分にお金持ちであれば話は別だが……


逆に、老後資金は時期も金額も割とフレキシブルなため、それなりのリスクを取って運用する事ができる
何歳でリタイアするかは、ある程度の範囲で選択できるし、将来その選択肢は今よりずっと広がっているだろう

現金化も一括ではなく徐々にできるので、待っている間に経済が回復する可能性も高い
得られた金額によって生活レベルをコントロールしてもよい
逆に、予想を超えるリターンを得られたら、サッサと現金化してセミリタイアしてもよいだろう
可能性は低いが……

ともあれ、教育費と比べるとかなり自由が効くから、「60歳までに、絶対にウン千万円必要!」だなんて血眼になる必要はないと思う


自分自身の老後資金についても考えをまとめたかったが、長くなってしまったので、後日に改める

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