2018年5月16日水曜日

息子はなぜか夜型寄りの生活リズムができていた

夜は更けていく……

先日、嫁と産まれたての息子が退院した
これから1ヶ月健診までの間、ふたりは嫁の実家に移って生活をし、私は一人暮らしをしながら引越を済ませておく計画になっている

退院の日、迎えに行ったその足で嫁の実家へ直行し(病院から高速で1時間程度)、ついでに一晩だけ私も泊まっていくことにした

入院中は仕事終わりに病院へ通っていたため、面会は1時間くらいしか出来ずにいたので、息子が産まれてはじめて、まる1日以上一緒にいたことになる
いやぁ、大変だ大変だとは聞いていたが、思っていたよりもマジで大変だ





1泊のあいだに、オムツを替えたり沐浴をしたり、父親としては初めてのシゴトを色々と経験した
しかし何よりも大変だったのは3時間おきの授乳作業だ


新生児には昼夜の感覚はなく、数時間おきに寝たり起きたりを繰り返す
それはその通りなのだが、息子はなぜか夜型寄りの生活リズムができていた

日中、3時間おきの授乳時以外はほぼ寝ているのだが、この時は本当に起きない
抱いても降ろしても、顔をつついても足をグリグリやっても、ムニャムニャ反応はするのだが、すぐにスヤァと寝付いてしまう

退院時も、両家の家族や親戚が見舞いに来てくれたが、せっかくのお披露目なのに一度も目を開けなかった
その後も初めてチャイルドシートに載せて移動したのだが、終始無反応である
大泣きされるよりはよいが、死んでいるのかと思うくらい全然動かない


ところが夜になると一転して、授乳後にもなかなか寝付いてくれなくなる
腹も膨れてオムツも替えて、何も問題はないハズなのだが、ずうっとフギャフギャぐずっており、抱いても何しても泣き止んでくれないのだ


ようやく寝付く頃には2時間くらい経っており、すぐに、もう次の授乳のための準備がはじまる

嫁はまだ乳の出がイマイチで、ミルクと併用で授乳を行っている

乳の張りがスゴく、カッチカチで咥えられないぐらいになるため、これを揉みほぐす作業が30分くらい必要になる
その間私は湯を沸かして、一回分のミルクを作ったり、オムツを確認して必要があれば交換したりする係を承っていた

母乳とミルクを交互に与えるため、授乳じたいにも30分くらいはかかる
終われば使った哺乳瓶を洗って煮沸消毒せねばならない

つまり授乳作業全体で1時間くらいは必要で、2時間も寝てくれないと、親はまったく寝られない計算になってしまう

日中に寝ればよいと思われるかも知れないが、不思議と日が出ていると眠りづらくなってしまうし、食事も含めて完全に昼夜逆転させてしまうのも問題があるような気がする


これが本当にハードで、ほとんど徹夜か、寝られて30分が数回という地獄のような夜になる
私はたった1日で自律神経の悲鳴が聞こえたが、聞けば入院中もほとんどこんな調子であったようだ

とはいえ入院中は、ミルク作りはナースステーションでやってくれるし、乳もそれ程張っていなかったので揉み作業も今ほど必要ではなかったから、今の方がずっと負担が重い

まして、私が帰宅してからは、嫁ひとりですべてのシゴトをこなす必要がある
噂のワンオペ育児だ
嫁の両親も一定の協力はしてくれるが、やや高齢なこともあり、あまり無茶なことは要求しづらい


父親の私が育休をとる事はあまり考えてはいなかったが、とっておけば良かったと今になって強く思う
せめて一週間でもサポートができたらかなり違ったであろう

母乳100%だけで授乳ができるようになれば、かなりの作業量が削減できるため、負担もかなり減るだろう
母乳だけの場合は3時間おきというルールもなく、欲しい時に欲しいだけ飲ませる方式になるらしい、理屈はよく分からないが……


夜以外は本当に泣かないので、これに関しては助かってはいる
沐浴の最中ですらほとんど静かにしていた

でもひょっとして、夜にあんまり寝ていないから、昼間眠いのかも知れない
昼間に多少ムリヤリ起こしてもよいが、これがまた、本ッ当に起きないから難しい


私も一度寝付くと基本的に何があっても起きないタイプなので、父親に似たのだろうか
せめて夜そうしてくれ、と願うばかりだ

0 件のコメント:

コメントを投稿