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春、ボーナスの季節(※年による) |
私の働いている会社では、決算ボーナスというものが支給される事がある
これは夏冬のボーナスとは別に、毎年度の決算に応じて利益が大きい場合には社員に還元しましょう、という、言わば臨時ボーナスだ
だから業績によって、あったり無かったりする
先日これが支給された
つまり去年度の営業利益はまずまずであった、という事だろう
私のように不真面目な社員がいるというのに、ご苦労様である
みんなもっと頑張れ
私が入社したての頃は決算ボーナスなんて存在から知らなかったのだが、ここ数年は割と安定して支給されている
最近の役員たちは設備投資にもご執心なので、じっさい弊社の景気はそこそこ良いのであろう
業界的にいま割と景気が良い、というのもある
オリンピック後が怖い
世の中では景気の回復が実感されていないようだが、私個人の範疇で言えば、こうして割と実感できている
就職活動していた頃が本当にひどかったので、余計に今がまともに見えるのもあるだろう
おかげでブラック企業に就職してしまった
それでも良い方で、大学を卒業するとき、同級生の半分くらいが無職だったのだから凄まじい
私もギリギリ、卒業と同時くらいに就職できたのでほぼ無職みたいなものだった
まぁ近年は割と楽をして仕事をこなせるようになり、お給料も少ないながら増えつつあるため、主観的なブラック度はだいぶ薄まった
ブラック企業が無くならない理由はたぶん、こういう「つらい新人時代を乗り越えて、多少楽をしながら、人並み程度のお給料が貰える」社員が会社を支えているからであろう
夏冬のボーナスは(金額はともかく)創業以来欠かした事がないらしく、社長は折に触れてこれを自慢している
じっさい、弊社では数少ない、手放しに褒めてよい部分だろう
小さな会社なのでボーナスがあるだけでもありがたい話ではある
全部含めても年収で言えば同世代の中央値くらいなので、あまり喜んでもいられない
いや、あまり頑張っていない割にはよい結果だろうか?
私は昔からあまり努力ができないタイプの人間だった
やる気スイッチは30年間探し続けたが、ついぞ見つける事は叶わなかった
その代わり、自分で言うのもなんだが妙に要領がいい部分もあって、10段階で言えば、だいたい2ぐらいの頑張りで4.5くらいの結果を出す事ができた
そのせいで大きな挫折を味わうこともなく、余計に努力する気を失くして、ノラリクラリとぬるま湯のような人生を歩んできた
たぶんこれからも同じようになるだろう
これから産まれる子どもにはぜひ、努力の価値を信じられる人間になって欲しい
なんでもいいので、努力して成果を得る、という経験を積み重ねて欲しいと思っている
私はだめだった
けどたぶん、思い通りにはのが子どもなのだろう
だいたい、自分に出来なかった事を子どもに実現させようなんて傲慢もいいところだ
だから上記は目標というより祈りである
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