2018年5月2日水曜日

保険を考える(その2):ネット生命保険を比較してみた

どれも同じように見えるけど……

その1はこちら

前回の記事では生活費と教育費を考慮して、少々多めに見積もって1500万円の補償が必要だという結論に至った
幼少期の生活費として500万円、教育費の不足分が1000万円だ
今回はこれをどのような保険で補償するか、考えてみたい

なお、1500万円という金額は、子どもが就学前に私が死亡する場合を見込んだものだ
これを乗り越えれば嫁がフルタイムで働けるだろうから、必要な補償は1000万円で十分になる

という事で、少々余裕をみて、子どもが10歳までは1500万円、10~20歳までは1000万円の死亡保障としよう
20歳以降は子どもがある程度自立しているものとして、自分でどうにかしてもらう
嫁も同様だ





基本的な前提として、掛け捨てで死亡保障のみの保険を利用する

貯蓄性の保険をはじめ、世の中には複雑な保険商品が数多く存在するが、不必要に複雑な(=自分で理解できない)金融商品は買わないほうが無難だ
現在は利率も大して良くないし、蓄財が必要なら自分でやったほうがよい


そして相対的に割安なネット生命保険を利用したい

保険会社の営業マン(というか、生保レディ)には正直、あまり良い印象がないし、要りもしない商品を勧められたり、定期的に連絡を頂いても、うっとおしいだけだ
自分でも理解できる、シンプルな商品しか買うつもりがないため、対面の営業で説明を受けられない事はむしろメリットですらある

ただしネット生保は手続きが煩雑である(らしい)ので、その点に関しては手痛いデメリットだと言える
ただでさえ書類関係は苦手な方なので、心して臨まねばなるまい


いくつかネット生命保険を比較してみた(一括で比較できるサービスがあれば良いのに)
条件は、30歳開始、補償1500万円、期間10年、死亡保障のみ、だ
健康状態の申請が必要な場合は、非喫煙、高血圧ナシ、としている

アクサダイレクト生命:1,735円/月
オリックス生命:1,639円/月
チューリッヒ生命:1,557円/月
メットライフ生命:1,710円/月
メディケア生命:1,696円/月
ライフネット生命:1,477円/月
楽天生命:1,815円/月
(50音順)


各社おおむね横並びではあるものの、ライフネット生命が頭一つ抜けた形になった

10年定期の死亡保障1500万円で、月々の保険料は1500円弱になる
後半の10年は1000万円の補償で月々2000円弱くらいだ
補償金額は低くて済むものの、年齢が高くなるため高リスクになるのだろう

それでも十分安いと言えそうだ
20年間での支払総額は42万円弱に抑えられる
一回の車検でそれくらい払う事があることを思えば、とても安い


ライフネット生命の評判を検索してみると、保険料が決して安くないと批判されているが、結果はご覧のとおりだ
ちょうどこの4月に保険料の値下げを行ったようなので、これが効いているのかも知れない
ここ数年は売上も芳しくないようなので、思い切った値下げで競争力を高めようとしているのだろう


10年後に契約をしなおす予定のため、その時点での経済状況によって、1000万円という補償金額は見直すとよいだろう
少なくともその頃は、教育費のうち100万円以上は支払い済みのはずだ

あるいはこの時点で保険会社そのものを変更してもよい
今回ライフネット生命が値下げに踏み切ったように、10年後の勢力図は、また今とは違っているだろう


ちなみにライフネット生命は健康状態が条件に入っていない
書類嫌いの私としては、加入の手間がいくらか減りそうなのでこれもポイント高し


まだまだ長くなりそうなので、その3へ続く
医療保険は不要だと思っているので、次回はこれについて、および嫁の生命保険についても考えたい

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