2018年5月4日金曜日

保険を考える(その3):医療保険には入るつもりはない

しばらくお世話にはなりたくない

その1はこちら
その2はこちら

これまでに引続き、医療保険には入るつもりはない
自慢じゃないがハッキリ言って私はかなり健康体なので、近い将来に大病を患う可能性は相当に低いだろう
生命保険が必要だと思うのは、突発的な事故に備えるという面が大きい

そもそも、日本人はすでに全員、国民健康保険に加入しているのだ
おかげで医療費は常に70%オフと、かなり安く済んでいる





しかも高額医療費の制度まであり、仮に長期の治療や入院が必要になっても、支払う金額には限度がある(収入によって異なるが、私の場合は月8万円程度)
これを活用すれば、たとえ収入がストップした場合でも、いまの資産で支払いができない程の医療費がかかる見込みはまずない


高齢化によって医療費は増加の一途をたどっており、存続が危ぶまれて久しいが、ある日突然破綻するような事にはならないだろう
国の借金はドンドン増えるだろうが、放っておけばよい

年金もそうだが、これらが崩壊するような事態になれば、日本そのものが存続の危機である
現状の規模は維持できないにせよ、ズルズルと縮小しながら存続する可能性の方がずっと高いから、過剰に不安がる必要はないと思う


あまりにも長期に渡り医療費が発生した場合には、教育費として待機している貯蓄が多少目減りする可能性はある
例えば8年間ぐらい、自己負担限度額の医療費が毎月発生すると、おそらくその時点で貯蓄は底を突くだろう
しかしそれに備えるくらいなら、保険に入ったつもりで貯蓄に励んだ方が良い気がする

それに医療保険は条件がかなり複雑で、あらゆる可能性に備えようとすれば保険料が高額になりがちだ
条件が噛み合わずに、肝心な時に保険が降りなかった知人も何人かいる
そういう意味でも、自分で資産を蓄えたほうが安心できそうだ


最後に、あまり考えたくはないが、嫁の生命保険をどうするか? という問題にも触れておかねばならない
我が家は共働きであるから、嫁が死亡した場合にも同様の経済リスクが発生する


私の方が収入は多く、今後の昇給も多少は見込める事から、私ほど高額の補償は必要ないと思われる
(嫁の会社は今後昇給がないことが明言されたそうだ)(言わなくていいのに……)

仮に今の給与水準が続いたとしても、高校までの教育費くらいは私の収入から捻出できると思われるから、主に幼少期の生活費と大学費用に絞って補償を検討する事になる
向こう10年で1000万円、それ以降10年間は500万円くらいが妥当な線だろうか


とはいえ、私の方は嫁のようにフレキシブルな働き方ができない可能性はある
あまり自己都合に合わせて仕事量を調整できるような職場ではない

子どもが小さい頃に万一の事があった場合、時短勤務で済めば良いが、場合によっては仕事を辞めざるを得ないような状況に陥るかも知れない


そういう意味では、いっそ、最初の10年だけは夫婦で同じ補償を付けてしまうのもひとつの手かも知れない
女性の保険料はなぜか男性より安く済む
女性だからリスクが低いとは思えないが、平均寿命が関係しているのだろうか?

10年後に見直すときは、500万円程度の補償にしてもよいし、状況によっては嫁の保険は打ち切る事もできるだろう


長くなったので、その1~3の結論をまとめよう

・生命保険は必要
・10年を区切りに変更する
・子どもが10歳までは1500万円、10歳以降は1000万円補償
・嫁も同様だが補償金額は要検討
・医療保険は不要
・保険会社はライフネット生命が値下げしたばかりで有力

ということで、嫁と協議して、最終的に決定したい


いろいろ手続きが重なる時期なのでヒジョーに面倒くさいが、がんばろう
もっと早い時期に考えておけば良かった……

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