2018年5月9日水曜日

出産報告(その1):エッ、我々が決めていいの?

モニタリング画面

ついに先日、我が家に新しいメンバーが誕生した

母子ともに健康で、ひとまずはホッとしているところである
これで当ブログは名実ともに(一部を)子育てブログとして運営していくことができる

いろいろあったが取り急ぎ、陣痛から出産に至る経緯を忘備録がてら振り返ろう




39週1日目 AM0時ごろ 陣痛はじまる


ちょうど妊娠が39週に突入した日の夜半ごろ、寝しなに、嫁が腹部の違和感を訴えた
「便意っぽいんだけど、便は出なくて、これって陣痛かもしれない」
さて寝るか、というタイミングだったがそうも言っていられず、とりあえず周期を記録する

2回目の痛みはそれから15分後、その後は8分、7分、5分と間隔を急激に詰め、5分周期が30分間ぐらい続く
陣痛というのは普通、数十分間隔がある程度続き、徐々に間隔を縮めてゆくため、けっこうノンキしていた私もこの急激な展開にはビビった!

痛む時間こそ数十秒と短いものの、これはさすがに陣痛だろうと私は判断して、病院へ連絡するよう嫁に促す
嫁は「そんなに痛くないし、違うかもだから、もうちょっと様子を見たい」と悠長なことを言っていたので、やや強引に説得して連絡をさせた


利用している病院は基本的に、「妊婦から電話があったら、とりあえず来てもらう」というスタンスで案内がされている
という訳で、かねてよりの手はずどおり、陣痛タクシーへ連絡をとった


AM1時過ぎ 陣痛タクシー到着


陣痛タクシーにTELをすると、5分程で伺いますとのこと
早すぎると思ったが、本当に5分で着いた
入院セットは事前にまとめておいたので、本当に良かったと思う
簡単に着替えをだけして病院へ向かう

さすがに深夜なので道が空いており、20分程度で病院に着くことができた(日中に何度か試したが、1時間くらいかかる)
道中の陣痛は相変わらず5分間隔、痛みも日常の腹痛ぐらいだそうで、あまり緊迫感はない


AM2時前ごろ とりあえず診察


時間外なので防災センターから病院へ入る
私は一時的に別室で待機となった(待合室はエアコンが異様に効いていて寒い)が、その間に嫁は内診の後、陣痛室という部屋へ通され、腹に2つの機械(?)を取り付けてモニタリングをしていた
ひとつは胎児の心拍、もうひとつは子宮の収縮をモニタしているらしい

内診によると子宮口は3cmと、全開(10cmくらい)には程遠い
痛みも今のところはそれ程でもない
破水もしておらず、少なくとも、今すぐにどうこうという状況ではなかった

一方で陣痛は定期的に、しかも短いスパンで来ており、帰宅して様子を見るのもためらわれる、微妙なラインである

助産師さんも悩んでおり、というか、「どっちでもいいです」などと無責任な事を言って、判断をこちらに委ねてくる

どうしますか? なんて聞かれても、エッ、我々が決めていいの? という気持ちだ
お産の経過は確かに個人差が激しいので気持ちは分かるが、何らかの指針は示して欲しかった


結論としては、少なくとも朝までは病院に残り様子を見る、という事にした
朝にお産が遠退いていれば、今回の痛みは前駆陣痛だったという判断をして、一度帰宅してみてもよいだろうと思ったのだ

だいたい時刻は深夜の上、タクシーで来たので帰ろうにも足がない
もう一度タクシーを呼んで帰宅して、すぐに状態が急変したら往復のタクシー代は無駄でしかなくなる

後にわかるがこの選択はしかし、大正解だった
その2へ続く

2 件のコメント:

  1. おお、おめでとうございます!
    初産は陣痛始まっても時間かかることが多いですからねー
    意外とすんなり出てきたのかな?
    母子ともに経過よいようで何よりです。
    私はもともと子供は好きな方ですが、自分の子どもが産まれると世界が変わりました。
    ともに子育てもかんばりましょう!

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    1. ありがとうございます!
      比較的すんなり出てきた方ではありましたが、感覚的にはとても長い時間でした
      丸一日以上かかるようなお産は本当に大変だと思います

      確かに私も子どもは好きな方ですが、自分の子は桁が違いますね
      今のところ、嫁にばっかり大変な思いをさせているので、
      いずれ自分もできる限りの協力をしたいと思います

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