2018年4月18日水曜日

それでもつみたてNISAに変更した理由

↑NISA     つみたてNISA↑

私は去年の今ごろから投資を始めたのだが、今年のはじめに、NISA口座を今年スタートの新制度つみたてNISA口座に変更した
去年の投資金額はiDeCo分を除いて80万円くらいだったので、つみたてNISAの年40万円という金額は私にとって少なく感じる

それでもつみたてNISAに変更した理由はいくつかある





・非課税枠の合計は、つみたてNISAの方が大きいこと

120x5=600万円であるNISAに対し、40x20=800万円のつみたてNISAの方が、最終的に非課税で運用できる金額が大きくなる
しかもこれはNISAで120万円という枠をイッパイまで使い切った場合の話で、そうでない場合、さらに大きな差になる

私の去年の投資金額は80万円くらいだったが、これのうち半分以上はボーナスの入金であり、今後も同じペースが維持できる保障はない

だいたい子どもが産まれるのだ、去年みたいなボーナス全力投球はたぶんできなくなるだろう
先日の記事でも検討してみたとおり、高校までの教育費はボーナスで賄われる可能性が高い
それはそれで問題ある気がするがとりあえず置いておく


・ボーナスを除いた投資金額はちょうどつみたてNISA上限くらいだったこと

今の私の積立設定は、iDeCo全力に加えて毎月3万円である
年36万円であり、これに限って言えば上限40万円という設定は偶然だが丁度良い数値になる
本当は月3.3万円にしてギリギリ上限まで使ったほうが得なのだが、数字が細かくなって面倒くさい今の家計的に丁度良い金額なので3万円のままにした
今後の昇給次第では増やすかも知れないが、オムツ代で相殺されそうな気がする

今年からボーナスでの追加投資は特定口座を使って行っている
これはこれで面倒が発生しているのだが、些細な事だしガマンしておこう
まぁ十分な現金は確保しており、余程の事態にならない限りは、どちらにせよ投信を売却する事はないだろう


・つみたてNISA対象商品しか買っていなかったこと

私の投資は最初からインデックスファンド一筋で、個別株の売買はしていないし、たぶんこれからも本格的に手を出す事はないだろう
優待目的の個別株保有にはちょっと興味があるが、子育てをしてみてキャッシュフローに思ったより余裕があったら手を付けるぐらいに考えている

だから商品選択が限定されてしまう点はあまりデメリットにはならなかった


・将来的につみたてNISAに一本化されそうな気がすること

これは完全に予感である
でも何だかそんな気がする
そうなった時に変更するくらいなら、今思い切ってやってしまおうと思ったのだ

願わくば一本化した上で恒久化し、なおかつ上限金額を12で割り切れる数字にして欲しい
48万円か、60万円くらいが丁度良いんじゃないだろうか?


というかNISAと同じ120万円でいいじゃないか
なぜワザワザ金額を下げたうえに40万円という半端な数字にしたのか
センスを疑う

たぶん利用者の誰もが思っている事だと思うが、出来ない理由でもあるのだろうか
ベースになっている英国のISA制度には期間の制限がないし、毎年の金額もNISAより多いのに

あまりに上限を多くしすぎると、沢山の金額を拠出できる富裕層の節税額が大きくなるから、相対的に格差を拡大させてしまうという懸念があるのかも知れない
運用期間の制限も同じ理由だろうか?
それはそうだが、にしても40万円て、もうちょっと、ねぇ?


両者のいいとこ取りをした完全版NISAの登場が待たれる
無期限で、上限120万円、商品選択は自由に……ってほぼNISAだなコレは

まぁ、ちょっと前までは非課税の制度すら無かったのだ
これだけ制度が拡充している事だけでもありがたく思うべきだろう


NISAやiDeCoの利用者は順調に増えているようなので、この調子で市場へのマネー流入が増え続ければ、長らく停滞していた日本株も長期的に上昇してくれるかも知れない
などと楽観的な事を言っておこう
楽観的でなければインデックス投資などやっておられぬ

大量に参入した私のような初心者が、いつか来る暴落時に資産を投げ売らないといいが……

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