2018年3月2日金曜日

「分担するのではなく共有する」という考え方

同じようでも、違ういきもの

いまの若い夫婦は半数以上が共働きだそうだ
ウチもご多分に漏れずそう

まぁ当然の選択だと思う
どう考えても経済的に有利だし
お金が全てじゃないけど、お金があった方が選択肢が増える


そして夫婦には必ず付きまとう、家事の分担問題
皆さんどうしておられるだろうか





共働きで子どもがいない(DINKS)のであれば、理論上はあらゆる負担を半分ずつ分けるのがフェアといえるはず
とはいえ理屈はそうでも現実はそういかないだろう

ひとつの作業を、手に手を取って二人でやってもかえって効率悪いし
あなたはトイレ掃除、わたしは夕食づくり、みたく項目に分けて分担するのが現実的なラインだろうが、実際やってみるとどうしても不公平感が出る
まったく異なる作業の負担を横並びで比較できないし、得意不得意によっても変わってくるからだ
普段やらない仕事の大変さを理解するのは難しい


じゃあどうしたらいいのか?


我が家で実践しているのは、「分担するのではなく共有する」という考え方
といっても最初に「こうしよう」と決めて行っているわけではなく、自然と「こうなった」だけではあるが


実際の作業は「できる人がやる」という事だけが大雑把に決まっている
重要なのはそこに至るプロセスを共有すること

つまり、「明日からの夕食はどうしようか、キャベツが余ってるから1日はそれを使って……」とか、「明後日は雨みたいだから、明日のうちに洗濯機まわそうぜ」とか、「最近掃除してないから今度の週末にやろうか」とか、夫婦で会話しながら、お互いに意見を出して決めるのだ
掃除は毎日やれ? Sorry 聞こえないよ


このように意思決定がされていれば、実際に次の日に買い物をして夕食を作るのは「早く帰ったどちらか」になるけど、二人で家事をやっている感が得られる
これが例えば、夕食の担当者である妻がメニューから何から一人で考えて、夫は冷蔵庫の中身も把握してない、とかなるとイビツになる
たとえ夫が買い出しやゴミ出しや皿洗いをやったとしても、それが埋め合わせになっているかどうか、どちらにも判断つかない

状況に応じてどちらも作業し得るのも何気に良いところで、相手をいたわる気もちにつながるし、プロセスを共有しやすい


ちなみにこの方法はたぶん、「二人の家事能力が同じくらい」で「相手に多くを期待しすぎない」夫婦でないと破綻する気がする
どちらかの仕事が忙しすぎる場合も難しいだろう


我が家はこの方法で、今のところ割と上手くいっている
実際の作業の負担率は嫁が6割くらいで、ほんとう感謝しかない
ありがたやありがたや
できた嫁やで


しかしこれから子どもが産まれ、嫁は産休育休に入るのだが、どうなることか
子育てはどうしても母側の負担が大きくなりがちだし、父親には理解し得ない事柄もきっとあるだろう

それでも子育ても共有する意識を忘れないようにはしたい

2 件のコメント:

  1. 実際の家事の分量がどうこうというより意思疎通が大事なのかなと感じます。私は専業主夫としてやらせてもらっているけど、自分でやってことわかる部分も多かったです。家事については得手不得手はあるにせよお互いがまんべんなくできることが理想ですよね。

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    1. その通りですね。意思疎通大事。
      これに育児が加わると、お互いに初心者だから、きっと大変な事になるのだろう……とおののいています。

      息子と嫁が戻ってきてからが本番。
      なるべくお互いに負担を軽減できるよう工夫したいところです。

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